
2014年05月10日
ご報告
我が家の三女が結婚しました。

4月に彼が正式にご挨拶に来て
両親の顔合わせと続き
笑顔の素敵な彼と
5月吉日に入籍を済ませました。

あっという間にお嫁に行ってしまったけど
幸せを願ってこの詩を送ります。
祝婚歌 吉野弘
二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい
おめでとう 父母
祝い事はジャーマンケーキだよな~・・・・・by・お父ちゃん

Posted by kuriko at 09:25│Comments(0)